いばら姫またはねむり姫

いばら姫またはねむり姫

いばら姫またはねむり姫Briar-Rose or the Sleeping Beauty制作年月:1990年上映時間:22分

受賞歴

  • 毎日映画コンクール第29回大藤信郎賞
  • チェコ・チェスケーブディヨヴィッツエアニメ祭アニメーション賞
原作 「いばら姫またはねむり姫」「ひとみしりの入り江」(大和書房)より
岸田今日子
企画 岸田今日子 / ジィ・クビーチェク
プロデューサー アレナ・デターコヴァ
人形美術監督 川本喜八郎
脚本・演出 川本喜八郎
アニメーション ヴラスタ・ポスビーシロヴァ / 峰岸裕和 / ダビット・フィルツィーク
イジィ・ラタール / 斎藤美緒子 / 他
日本語ナレーション 岸田今日子
チェコ語ナレーション ダニエラ・コラージョヴァ
制作 ㈲今日 / ㈲川本プロダクション / クラートキー・フィルム・プラハ
イジィ・トルンカ・スタジオ
音楽 スヴァトプルク・ハヴェルカ
美術監督 ヤン・ルジチカ
撮影 田村実 / ヤン・ミュレル
録音 ヤロスラフ・デターク / 甲藤勇
編集 ヤン・スラーデック / 相澤尚子

いばら姫またはねむり姫シーン

作品詳細

母の愛した男をめぐって15歳の王女が繰り広げる背徳に満ちた恋の顛末・・・。岸田今日子の同名の短編小説をもとにつくられたチェコとの合作作品。二つの国のスタッフが協力する事で、それまでの様式美が表現されていた川本作品とはちがった趣きの出た作品である。「人形が泣き、そして死ぬ。それは人形に命があるからです。王妃がこと切れる瞬間を人形の手の動きで表現する。これはアニメーションにおける動きの極限です」と川本は語っている。撮影は川本の学んだトルンカ・スタジオで行われ、ナレーションは岸田今日子自身が担当した。