愛知県名古屋市金城ふ頭のメイカーズピア特設会場で「あそびのダイナミクス~こころのインタラクション」を9月3日(土)~9月19日(月・祝)の 17日間にわたって開催する「令和4年度文化庁メディア芸術祭名古屋展」にて、川本喜八郎作品「死者の書」の上映および人形展示があります。
「死者の書」は魂の救済の物語です。僕の集大成といってもいい作品です。執心の先にある解脱を描ききれたと思うからです。今の時代を生きている日本人の心の伝統、根源的な力のよみがえりになったとしたら有り難いことです。高度経済成長時代に作っていたら、大失敗していました。「日本人が何であるか」という問いは、おそらく観客に受け入れられなかったでしょうから。
【川本喜八郎(別冊太陽抜粋)】
『概要』
世の中が大変な時期ではございますが、展覧会および上映会へぜひ足を運んでいただけますと幸いです。