川本喜八郎が生前より海外での作品上映などでお世話になった百米映画社の塩崎祥平様がアトリエにお越しになり、映画監督第二作目『かぞくわり』を1月19日から全国ロードショー開始するとの報告をくださいました。
映画『かぞくわり』の舞台は奈良。折口信夫博士の小説『死者の書』をヒントにして日本の家族の原点を描かれたもので、川本喜八郎の人形アニメーション『死者の書』の人形2体(藤原南家郎女、大津皇子)も少し登場しています。
試写会で鑑賞させていただきましたが、塩崎監督から川本へのオマージュともいえる作品で、奈良の美しい自然もたくさん映し出されていて心にしみました。東京では「有楽町スバル座」、奈良では「TOHOシネマズ橿原」で上映とのこと。川本喜八郎の人形がどの場面で登場するか、よろしければ映画館でご覧ください。