2019年 川本プロの年頭抱負-発信と提案-2019.01.01


明けましておめでとうございます。
新年が皆さまにとってお健やかな良い年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

私ども川本プロダクションは、川本喜八郎が遺した数多くの資料・人形の調査研究そして保存作業を進めており、2019年はそれらを、「企画イベント」と「ホームページ」などを通じて順次公開して参ります。

新年のイベントとしましては、としまNPO推進協議会様によるお力添えを得て『東アジア文化都市2019豊島パートナーシップ事業』として、ある企画を豊島区様へ申請させていただいております。新年1月中には採択結果がわかることと思います。新年は、いよいよそのイベントを推進して参ります。内容は人形展とシンポジウムなど、複数のイベントによる総合的なものになるでしょう。

一つは、川本喜八郎がテレビ人形劇化を夢見て晩年まで創り続けた、「もうひとつの三国志」とも云える『項羽と劉邦』を中心とした人形展。

二つ目は、「雑司ヶ谷が日本の本格的な人形アニメーション映画の発祥地」であったことを再認識するシンポジウムと映画上映などです。これは、川本に人形アニメーションの技術を伝えてくださった恩師・持永只仁氏(1919~1999年)が雑司ヶ谷で素晴らしい作品群を世に送り出し、その後多くの人形アニメーション作家たちが育つ契機となったことを、多くの方々に知っていただこうというものです。

採択結果と内容が確定いたしましたら、このホームページで発表して参ります。

2019年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2019年元旦 川本プロダクション一同

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