遠藤盛遠

えんどうもりとお

平清盛とは勧学院の同窓で院の武者所の同輩。人妻・袈裟に恋をして、誤って殺したことで彼の人生はすっかり変わってしまう。袈裟の首を持ったまま出奔した盛遠は、那智の滝で荒行を続け、反骨の僧・文覚として再び物語の中へ還ってくる。