2016年04月28日
「川本喜八郎人形ギャラリー」展示委託業務終了についてのご報告

4月1日に、2016年度「川本喜八郎人形ギャラリー」の展示委託業務の契約終了のお知らせを掲載しましたところ、
多くの皆様からご心配の声が寄せられました。ご心配をおかけしたことへのお詫びと同時に、皆様からの温かいお言葉に
感謝し、御礼申し上げます。

お知らせしてから1ヵ月、当プロダクションは、ご心配いただいております皆様に、ギャラリーへの展示委託業者として
かかわることができなくなったその詳細につきまして、ご報告させていただくことにしました。

以下はその経過報告です。

「川本喜八郎人形ギャラリー」の展示に関して、渋谷区は2016年度展示業務委託事業者を公募型プロポーザルの
実施という形で選定すると、2月3日渋谷区のホームページのお知らせ欄にて発表、告示いたしました。

当プロダクションは、「川本喜八郎」の人形という、その特殊性・専門性から、2012年6月オープン以来、この3年間
ギャラリーの展示を渋谷区から委託され誠心誠意施行してきました。そこで、「2016年度が何故公募になったか」の説明を
担当である渋谷区企画部文化振興課に求めましたところ、「2016年度からは公募」という以外、残念ながら応えは
返ってきませんでした。

今年度からは公募という形で、他事業者と一線に並び、渋谷区から選定されるということです。専門性の高い川本喜八郎の
人形展示を公募で業者を選択するということに関して到底受け入れられることではありませんでした。
しかし、昨今の世の中の傾向と、渋谷区から何の説明もないままに、公募に参加しなければ展示の権利を失うことに
なってしまうということを避けるため、公募型プロポーザルに参加することを私共は選択いたしました。

当プロダクションは、渋谷区の条件に沿って書類を提出し参加資格審査を受け、それが通った後に指定された項目をまとめた
必要書類を期限の2月29日に担当部署である渋谷区企画部文化振興課に提出いたしました。

必要書類を提出する間、展示についての質問を受け付ける期間が設けられています。その回答はメールで、公募に参加した
業者全員に質問者を伏せた状態で、等しく読むことが出来る条件で開示されます。当プロダクションは2点の質問を出し、
他業者はどういう質問をされるのかにも注目しましたが、質問は当プロダクションからの2点のみで、他業者の質問は
ありませんでした。区の募集要項の中には人形に関する具体的な記述がなかったことから、他業者からの質問がない
ということに大きな違和感を持ちながら、結果を待っていました。

渋谷区で審査された結果は、3月11日(金)、「川本プロダクションは不採用」(3月10日付け)という文書で、
郵送されてきました。

それを受けてから1週間後、当プロダクションでは、2015年度の展示契約が3月31日迄ということもあり、後片付けと、
次回展示を担当される業者への引き継ぎの準備をするため、渋谷区へ連絡を取りました。後片付けについては、日程などの
打ち合わせは出来ましたが、今季委託業者に関しては業者との契約前ということで業者の名前など一切教えてもらえず、
引き継ぎをさせていただけない状態で、3月31日に保管庫及びギャラリーの後片付けをし、3年間に渡る展示業務を
終了いたしました。

以上が3月31日業務終了までの経過です。