信州飯田 遠山霜月祭と屋台獅子舞2015.02.10


2月7日(土)・8日(日)の2日間に渡って、渋谷区文化総合センター大和田で、民俗芸能公演 国指定重要無形民俗文化財「信州飯田・遠山霜月祭りと屋台獅子舞」が渋谷区主催で開催され、川本プロダクションでは、飯田文化会館さんからご招待を受けて7日(土)に鑑賞させていただきました。

ロビーには飯田特産の水引きで作られた珍しい大名行列が飾られ、来場者全員に水引の鶴と案内パンフレットが配られました。会場は立ち見が出る程盛況で、18:30に開演。

公演は3部構成になっており、第1部は信州飯田が民族芸能の宝庫であるということを、映像を交えながら、飯田文化会館学芸員の桜井弘人氏がわかりやすく解説をして下さいました。第2部は遠山霜月祭の実演、第3部は屋台獅子舞の実演。解説で出てこられた飯田市副市長の佐藤健氏は屋台獅子舞の担ぎ手でもあり、若々しいはっぴ姿で登場し、「飯田市川本喜八郎美術館」では三国志の人形を、渋谷ヒカリエ「川本喜八郎人形ギャラリー」では平家の人形をそれぞれ所有しているということで、飯田市と渋谷区は川本喜八郎氏の人形でもつながりがある ということを披露して下さいました。屋台獅子舞は、舞台を覆いつくす程(10m以上)の巨大な胴体をもつ獅子舞いで、その迫力におおいに盛り上がり20:40に終演しました。

古くから大切に引き継がれ、今も魂の拠り所として息づいているエネルギッシュな二つの芸能を堪能させていただき、大満足の素晴らしい公演でした。

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